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森のハープ弾きのハープ

私が演奏するハープは、一般的に、アイリッシュハープ、ケルティックハープ、レバーハープ、ノンペダルハープなどと呼ばれる楽器です。

国産材を使ったハープを演奏しています。

ハープという楽器は狩猟の弓が起源だそうです。エジプトの壁画にも描かれている、とても歴史が古い楽器です。

グランドハープやアイリッシュハープ、クロマチックハープなど、いろいろな種類がありますが、「ハープ」と呼ばれるのは響板に対して弦が垂直に張ってある楽器です。

神話や物語などにも出てきて、なんだか幻想的なイメージがありますよね。妖精が奏でていたり。癒しを与える印象があります。楽器の形もとても美しい素敵な楽器です。

実際私も、ハープの素敵な音色と形に魅かれました。

初心者がハープに挑戦する際には、最初から安定した音程が出るのも魅力です。

ハープは、最初の調弦さえしっかりしていれば、その弦を弾けばその音が出るので、弾き方によって音程が不安定になることはありません。

また、私が弾いているレバーハープや小型ハープなどは、弦が「ドレミファソラシド」の順に並んでいるので、ピアノが弾ける方なら、すぐに簡単なメロディは奏でられてしまいます。

スムーズな指遣いを身に付けるまではもちろん練習は必要ですが、ハープは大人になってから始めても十分素敵に奏でられるようになる楽器なのです。

34弦ハープ  

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私が使用している34弦ハープは、福井県の青山ハープ​さんに特注したハープですモデル名は120(LB)。

昔、アイルランドに大量に輸出していた青山ハープの初期モデルに近い設計になっています。

半音操作のレバーが全ての弦についています。

響板はアラスカ産のシトカスプルースですが、それ以外は国産のトチノキでできています。

高音部の弦はナイロン、低音部の弦はは金属弦です。

​既存モデルの130シリーズより柔らかい音がしてとても気に入っています。

小型ハープ  

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演奏依頼の際は、私がプロデュースした国産材ハープである森の竪琴も弾いています。

​一般的に小型ハープと呼ばれるハープです。

C4-C6の2オクターブの音域を持つ15弦の小さなハープですが、アレンジを工夫すれば様々な曲を奏でることができます。モデルによって半音操作レバーが付く場合と付かない場合があります。

​弦はフロロカーボンを使用しており、キラキラした音色がします。

竪琴(ライア・ハープ)の歴史

​竪琴の歴史については、アイリッシュ・ハープ(金属弦)奏者、研究者、教師、製作者の寺本圭佑さんに執筆をご依頼しました。

​次のドキュメントファイルをクリックするとダウンードできます。

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